いつも勉強させていただいています。
当方、T cellを扱い、腫瘍免疫の可能性を検討しているものです。
私のテーマは新規腫瘍抗原のimmunodominantなpeptideに特異的なCTLを誘導してきました。
そこからTCR alphaおよびbeta chainをクローニングし、それをT cell lymphomaをCTL代わりに遺伝子導入させ、メラノーマ特異的なkillingが現れるかを検討しようと計画しています。
なぜlymphomaを使うのか、なぜTCR nullなT cell lineを使わないのかなど疑問はあるのですが、まずは簡単にアッセイできるとのことでprimary TよりもT cell leukemiaに遺伝子導入してCTLとして使おうということになりました。
そこでJurkatを上司に勧められたのですが、論文を探してもJurkatをCTL代わりに使用している論文を見かけません。当然検索は「外来性TCRを遺伝子導入したJurkat」で検索をしています。中にはTCRを遺伝子導入したJurkatにcognate peptideで刺激するとIL-2を出した、とかTh1サイトカインを放出した、などのデータはありましたが、TCRを導入したJurkatである種の癌細胞のkillingを見た、というものは見つける事ができませんでした。
みなさま、このことにつきご意見いただけませんでしょうか?
Jurkatではkillingをみることができない。それならば別のあるcell lineを用いるべき等ご助言いただけますと幸甚です。どうぞよろしくお願い致します。 |
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