参考にさせていただいております。
マウスへの中和抗体投与時のアジ化ナトリウムについて、ご相談しております。
どの程度までアジ化ナトリウムは許容されるのでしょうか。
答えにくい質問であることは承知しておりますが、
ご経験やご意見がもしございましたら、いただけますと幸いです。
マウスへの中和抗体投与を考えているのですが、アジ化ナトリウムは除いた方が良いとされていると思います。
アジ化ナトリウムは細胞に対して有害です。in vivo の系で用いる場合には、必ず使用前に必除去してください。
実際Azide freeの商品が販売されている場合もあることも知っておりますが、
現在考えている分子に対する抗体はAzideを含んでいるものばかリです。
Azideを透析やゲル濾過などで除去できるそうですが、
いまいち除去できないという噂を聞いております。
予算をつぎ込んで、Azide freeのものを作成してもらうことも可能らしいとは聞いたことがあります。
一方、Vivoではアジ化ナトリウムの補体への影響はなさそうだともあります。
Toxicol Appl Pharmacol. 1984 May;73(3):559-63. doi: 10.1016/0041-008x(84)90108-x.
In Vivo and in Vitro Effects of Sodium Azide on Mouse Complement
補体だけが問題点ではないと思うのですが、
X%のアジ化ナトリウムを含む抗体を投与したら、ダメだった/良かった等、
ダメな場合何が問題だったのか/逆に何をもって良しとしたのか等、
なにかご存知でしたら、ご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。 |
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