質問があります。
Fc融合タンパク質上の糖鎖構造を解析する目的で、PNGaseF処理を行いました。
コントロールとしてはPNGaseFを加えなかったものをネガコンにしました。
その後、更に2つに分け(合計4サンプル)、一方には還元剤を加え、もう一方には還元剤を加えないSDSサンプルバッファーを加えて、CBB染色を行いました。
1. PNGaseF -, 還元剤 -
2. PNGaseF +, 還元剤 -
3. PNGaseF -, 還元剤 +
4. PNGaseF +, 還元剤 +
このFcタンパク質はダイマーとなるので、還元剤を加えない限り、110kDのバンドを示すことがわかっていますが、結果は1と3で50kD付近のバンドが出て、2と4では40kDのバンドがでました。
私は1では110 kDのバンドが出ると思っていたので驚いています。
これはPNGaseF(NEB社)のdenaturing bufferに還元剤が入っていることを示しているのでしょうか?
調べてもバッファーの組成まで出てきませんので、もしご存知の方がいらっしゃいましたら、既知のことかそうでないかを教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。 |
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