コツ
1. primerのTmをできるだけ近づける.
2. 完全に相補的なprimerにする必要はないので、3'側を5-10塩基ほど突出末端にする形で設計する。のりの部分は最低15塩基20塩基程度あれば通常は十分です。変異部分でも関係ない。
自分は設計アルゴリズムとか考えずに5>3で 15塩基+変異+20塩基というような形で40塩基程度ものを機械的に作ってます。これでdeletion含めてうまくいかなかったケースはほとんどないです。
3. Ta 50℃は低すぎるので55℃ぐらいでやる。増えなければ16cycleぐらいまでやってみるほうがいい。 鋳型の量は10-50 ng程度でいいと思う 100 ngは多すぎる印象があるし、それで増えるというものではない気はする。
4. 酵素の相性も結構あるので別の酵素を持ちる。KOD, KOD FXシリーズが個人的には好き。
DMSO, タッチダウンその他変わったこと苦し紛れにやっても効果的な経験はほぼないので、どうしてもうまくいかないなら配列との相性が悪いと諦めて別の方法をとったほうが早いことが多い。
オーバラップするプライマーをどうせ買ってるのだから、別々に増やして1つにしてさっさとクローニングしてしまうのも手です。金があるならgibsonとかin fusionで入れれば楽かも。 |
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