制限酵素の兼ね合いでNot1しか使えません。
インサートのPCRは両端にNot1サイトを設け、vector側は100 ngをNot1消化ののち、CIPでリン酸化、その後、ゲルから切り出し抽出を行いました。
対照群(ネガコン)はインサートなし。実験群ではインサートを加えて、T4 ligase, 3 hrs, R.T.でトラフォメしました。結果は対照群、実験群共にコロニー数は30個ほどでした。
理想的には対照群と実験群とは大きく数が異なると予想していました。
この解釈として、
もしNot1がへたっていたのなら、コロニー数は共に30個では少なすぎる。そのため酵素はきちんとワークしていると考えます。次にCIPがへたっていたのなら、やはりセルフライゲーション産物ができるため共に30個では少なすぎる。
最後の可能性として、ライゲーションですが、これがへたっているのがもっとも可能性としてありそうです。
今回ライゲースを新しいものに購入しましたが、うまくいくでしょうか。
考え方として間違っていないか確認させていただけると助かります。
購入したのはT4-Hi ligaseというもので、値段はT4ライゲースと変わらずでした。 |
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