内容が少し臨床医学的なのですが、もしよろしければ質問させてください。
miRNAを使った臨床研究で、年齢と性別をマッチさせてコントロールをつくっている論文が多いですが、年齢、性別は必ずマッチさせないといけないのでしょうか?
現在そういったコントロールのサンプルがない、検体を扱っており、何かいい方法はないかと悩んでいます。
そこで以下のような方法論は成り立ちますでしょうか?
(※ 疾患Aは疾患Bの中に含まれます→疾患Bの方が大きな分類。)
@ 疾患Aの人のmiRNAの中でバイオマーカーとして有用なものを探すのが目的です。一般的な「疾患Aがない人」というようなコントロールなしで、疾患Aの人を何かの因子Cで2群に分けて、どちらかをコントロールとしてmiRNAアレイの結果から変化するmiRNAを特定する。
A疾患Bには既知の10種類のmiRNAの関与がわかっています。そこで、コントロールはないため、@で有意に変化のあったmiRNAの中から、この10種類に含まれるもの、さらにそれ以外で変動したmiRNAの中から、疾患Aに関与しそうなものを取りあげてさらに詳しく解析する。
今回は新規のバイオマーカーを見つけるものではなく、例えば、10種類のmiRNAのうちどれが疾患Aの中の因子Cに、より関わっているか、などが言えればいいな、と思っています。
その他、「疾患Aがない人たち」のコントロールサンプルがない場合の、マイクロアレイやRT-qPCRを使った解析にいい方法はありませんでしょうか?
データ登録されている過去の論文のデータをコントロールとして使うという方法もあるのでしょうか? miRNAは抽出から、解析まで方法が違うと値が全く変わってくるとも聞きますし、それは難しいでしょうか?
わかりにくい質問で申し訳ありませんが、ご助言いただければ大変うれしいです。よろしくお願いいたします。 |
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