お世話になります。
HEK293で発現させた組換え蛋白質を抗原としてELISAを組んでおりますが、
陽性になってはいけない血清サンプルで陽性ととれる反応が多発してしまい、
HEK293に対する交差反応を疑っております。
HEK293細胞の培養上清を凍結融解を繰り返して超音波処理をし、
これを抗原液、擬陽性血清を1次抗体としてELISAを行ったところ、同様に陽性状態になりました。
HEK293細胞はアデノウイルス5のE1遺伝子をも発現しているようですが、これに対して反応する抗体がヒト血清中に含まれるのは、常識でしょうか?
あまりこれについて言及されている文献を見たことがなかったので、何かご存じの方がいらっしゃればご教授いただけますと幸いです。
実験について
抗原:HEK293発現組換え蛋白質
1次抗体:ヒト血清(非動化していません)
2次抗体:goat anti-human IgG Fc
よろしくお願いします。 |
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