最近はあまりフォローしていないのですが、gene conversion tract length などで検索してみてください。比較的新しいのだと、このあたりか。
https://doi.org/10.1534/genetics.117.300057
ばらつきが大きいですが、10kb程度ということのようです。
homologous recombinationのDSBモデル/dHJモデルが確立して以降、繰り返し追及されているテーマではありますが、ほとんどが出芽酵母のデータなので他の生物種でどれくらいあてはまるか少し疑問に思っています。あと、古い論文だとectopic recombinationを使っていたりするので、これも実際のinterhomologのrecombinationとは違う可能性があります。(ectopicの場合、やたらに短いtract lengthが報告されていたりする。)
また多くの実験系ではHOやI-SceIを使ってDSBを作っている訳ですが、これだとsisterの両方の同じ場所にDSBができてしまうので、sister間のrecombinationが優越すると考えられる電離放射線の場合とは異なる可能性があります。もちろんinterhomologの部分だけを比べるのなら、同じという考え方もできますが。 |
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