KOがちゃんと起きてることを示すのは、本来ならばqPCRでもWBでもありません。基本的には、目的とする遺伝子領域のdeletionや組み替えがちゃんと生じてることを示せばそれが正しいと思います。あとは、ATG deletionとかindelでKOを作製した場合のKOの証明ですが、本来ならば、フェノティピックな表現系と合わせて示すべきことで、特定のprimer setやWBの領域をとって見えなくなってるからOKというのは厳密に言えば正しい議論ではないと思う。
ちなみに”not determined"は検出してないだろうけど、"not detected"や"under detection limit"とか言えば検出したが値が低すぎて検出できませんでしたということになるのだからそれが正解。0という値を定義することは難しいが、検出以下ならポジコンがある条件でやったならそれは真実だしね。
大規模データーとかの扱い方として、抜けデーターや検出感度以下の”検出”に対して便宜上低い数値を与えて外れ値をなくすとかそういう意味での処理の仕方の話になるならばそれはまた別の議論だと思います。でも低すぎて検出できなかったと合理的に筋の通るデータで、見える形で何倍って値がでてるものよりも信頼できないかというと全てのケースでそういう訳ではないと思いますよ。 |
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