確かにそれはそうなのですが、無症状・軽症の患者が別疾患(心筋梗塞、脳梗塞とか)で救急で運ばれてくることがあるわけで。その場合、保健所で検査してもらうのは不可能で、かといって感染しているかもしれないからと医療従事者が常に完全防備で治療を行うには、N95マスクや防護衣などが足りていません。
>[Re:30] くりんぼさんは書きました :
> 過去に膨大な臨床の知識・経験を積んだ方はそれに準じた考えに基づいて行動されます。何か不測の事態あったときにもすぐに気づきます。その知識があるかが重要で、その全てを事細かに教えることは不可能に近いと思います。おそらく、20-30cm位の厚みの本の知識や経験は、最低限身に着けていると思います。PCRのことはもしかしたら、20ページくらいかもしれませんが、他の2000ページと少なからずリンクしています。
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> 検査というのはイレギュラーな事態がたくさん起こります。Yes, Noで判断されるように見えて、実は10000症例に1症例どちらに判断されない例外もあったり、Yesと検査では判断されるけれども、既往歴からNoに取ることもあります。
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> 中には医学系のラボから来たから、臨床のことをたくさん勉強しているんだろうと、その方を信頼して、そして、忙しいため、結果の解釈まで任せてしまう臨床検査の技師長もいるのかもしれません。そうなると、自分にはたくさんの基礎実験の経験があるから大丈夫と、独自の解釈を始められるケースも十分ありえます。weak signalでも今までの経験で、陽性だから、陽性だろうとか、いくらでも考えられます。
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> 30人オーケーでも1人ダメなら、大問題になりませんか?それが医療です。
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> 全国のどこかでヒューマンエラーが起きると思います。いつもと違うことをするというのは臨床ではタブーに近いです。取り返しのつかないことにならないようにするのが、日本の医療の考え方です。もちろん海外のやり方を称賛してもいいですが、結構雑な考え方が残っています(オペは丁寧に1日1件やるよりも、1日2件で切る外科医の方が収益性が高い、等)。
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> 検体取り違えがあったとき、訴訟のリスクも請け負えるかも考えないと
> いけません。誰の責任が妥当でしょうか。
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> >[Re:27] テレワークさんは書きました :
> > > ピペット操作をやれると、臨床検査において、正確な結果が出せるは全く違いますよ?
> >
> > 全く違うんですか?たとえばどう違うんですか?
> >
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> > > そもそも、全体の医療のプロセスを理解していないと、社会を混乱させることになりかねません。
> >
> > プロセスのデザインはもちろんきちんとしている必要はありますが、その下請けで実際のアッセイをすることに問題があるようには思えませんが。
> >
> > > 臨床プロセスの概要を理解していない方に、自分の検査を任せられますか?
> >
> > これこれのサンプルに対してこれこれのアッセイをして結果を知らせろ、という程度なら、自分の検査を自分でやることには全く抵抗ありません。 |
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