お世話になります。
ヒト培養細胞でEGFP蛍光標識した遺伝子を発現させる実験を試みています。
各種がん細胞株で安定発現株を得ることが目的です。
この度
CMVプロモーター - Kozak(GCCACC) - ATG-EGFP- 遺伝子X(ヒト由来 4500bp)- IRES- ピューロマイシン耐性 - polyA
と、いうプラスミドを構築しました。
発現チェックのために、293T細胞にトランスフェクションしたのですが
EGFPの発現が確認できるのは、生細胞全体の5%程度でした。
このままピューロマイシンをかけてみたのですが、EGFPが発現していないクローンが殆どを占めます。
乳がん細胞株や肺がん細胞株にも遺伝子導入を試みたのですが
こちらはEGFP発現細胞が全く確認できませんでした。
ピューロ耐性株は取れます。
結論として、開始コドンが正しく認識されていないと考えています。
遺伝子Xの配列中にはkozakはありませんが、ATGは何か所もあります。
何か良い方法はありませんでしょうか。
お知恵を拝借できましたら幸いです。 |
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