いつも参考にしています。
今、TOPOベクターにCRISPR Cas9でのドナーテンプレートをクローニングしたものを使っています。
このTOPOベクターには、ドナーとピューロマイシン抵抗性遺伝子が乗っており、その二つをIRESで繋いでいます。
これをgRNA/Cas9の乗ったプラスミドと同時に293Tにトランスフェクトし、ピューロで選択しました。
コントロールとして、TOPOドナーテンプレートのみも作製しました。
するとどうでしょう。
TOPOドナーテンプレートのみの方でもコロニーができてきました。
もちろん何もトランスフェクトしなかったコントロールでは293Tは全滅です。
これは哺乳類細胞で働くはずのないTOPOベクターが、どこかの遺伝子のプロモータ等にインテグレートされ、ピューロが発現してしまったと考えるのが筋でしょうか? |
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