お世話になっております。
qPCRでのDuplicateのCt値のばらつきの解決策について、ご相談させていただきたく思います。
そんなん腕が悪いんやろ、と思われると思いますが、ご容赦いただければと思います。
RNAおよびcDNAの扱いの基本的な部分も、念のため再確認させていただきたく思います。
SYBR GreenでDuplicateでActbを検出したところ、0.2程度異なることが度々あります。(他の遺伝子でもばらつきの程度に差はありますが、同様です。なお、ROX補正はない装置で、Dissociation curveは問題なさそうです。)
めったにないのですが、ひどい時には0.6程度異なることがありました。
(96well plateの離れたところだと、Ct値が離れやすい様です。)
せめて0.1以下にはしたいと思っております。(ちなみに、みなさまにとって許容範囲はどの程度ですか?)
思いつく解決策をリストアップしていただけませんでしょうか。
気になっている点や、現状等を下記に列挙します。
ピペットの洗浄は行うつもりでいます。(少なくとも見た目上アプライ量の誤差はなさそうに見えますが、念のため。)
実験台等の空間の清掃はどうしていますでしょうか?(実験台はEtOHで拭いています。RNA用エリアではなく、DNAもタンパクも同じ机で行います。)
qPCR装置が水道の近くで、部屋がたまにハイターのにおいもします。気になりますでしょうか?(Ct値問題に気づいてから、気になりだしました。どこに置くべきか・・・。)
cDNAはVortexしていますか?(私は転倒混和・タッピングで、混和しています。)
PCR時のMixtureの調整やアプライは氷上?or室温?(氷上でやっていますが、知人は常温でおこなっており、あまり重要ではないかと感じています。)
PCR装置のランプは一応期限内(650時間。交換目安は800−1000時間)。
cDNAは10倍程度に薄めてPCRにかけています。なお逆転写は説明書通り(500ng/10uL)です。
逆転写は8連チューブ(日本ジェネティクスFG-0088WF/SE)を使用して、サーマルサイクラーで行なっています。
qPCRはスタンダードプレート(Fastではない)で、total 18uLにしています。(25uLだと多少は改善しますが、多少・・・。)
試薬は純正ではありません。(Takaraの装置で、ToyoboのSYBRです。安いのを探し回って、今はこれ。安くて評判がいいもの、ご存知でしょうか?)
まとまりのない長文になってしまいましたが、
なんでもお気づきの点がございましたら、
なにとぞよろしくお願いいたします。 |
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