ケースバイケースなので一概にこうなるものという言い方は難しいと思いますが、ひとつは自然免疫系で認識されて細胞ごと貪食されるかもしれないですね。糖タンパク質の糖鎖部分などが傷害されて、シアル酸が外れてmannose残基などが還元末端に露出すればphagocytesや肝臓の内皮細胞などに発現するマンノース受容体がこれを認識して細胞内に取り込みますね。元々は、自己と非自己(微生物など)を識別する機構が基礎になってると思います。酸化修飾などで荷電状態が変化しても、細胞膜のスカベンジャー受容体とか自然抗体みたいなものを介して認識されて似たような感じで処理されるのではと思います、たぶん。からだは、本来自分で体作った覚えのないような構造物と出会うと(外来のものであれ、元々は自分のものであれ)異物と認識して速やかに処理するような監視機構が発達しているのだと思います。自分のものとよく似たものに対して抗体つくってしまうと困りますし。
専門外で、昔、学校で習ったうろ覚えの知識であやふやなので、細部はご自身でも調べてみてください。 |
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