このような処理をしていれば細胞膜は壊れていると思うので出てくるでしょうが、加熱したことにより可溶性のタンパク質の多くは変性し凝集、沈殿しますので、水に溶けない(溶けにくい)形のなってしまっているものと想像できます。ですので加熱後の上済みには思ったようにはタンパク質はないとしても不思議ではないと思います。もちろん物によっては溶けているものもあると思うので、そういうもののうち特に量の多いものが検出されたのではないかと思いますもし40Kあたりならばアクチンとか分解したミオシンの断片、150Kを超えるような高分子量ですとコラーゲンとかミオシン(ただ分解されやすいです)などが予想されますが、CBB染色と分子量情報だけでは単に予想されるタンパク質を想像するしかできないのであまり科学的な議論は難しいです。 |
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