どのように課題が変わろうと、本来の研究課題との関連性や変更の合理性が自分で説明できるのならば、良いと思います。実際、研究途中で予想外の発見があって、研究が予定外の方向に進むこととか、予想と異なる結果になって計画を大きく見直さざる得なくなることは、日常的によく経験することだし、結果として予算の使用用途が当初と変わってくることは起こり得るし、実際に研究活動に従事してる人ならそのあたりは理解できると思う。(予定通りに物事が進む方がむしろ少ないと思う)。ただ行政の人とか専門家でない人から見たら「なんで?」と思う人もいるかもしれないので、ほんとはそういう人たちにもわかってもらえるように説明できた方がいいとは思う。
例えば色々な研究用途に使える試薬やkit, 機器などはいくらでもあるわけで、この課題の予算で買ったから他の実験には使ってはいけないということを言う人はまずいない(少なくとも私はこれまで聞いたことない)と思うので、本来の課題と違う内容の論文の謝辞に記載することは別に何もおかしいことはないと思いますし、むしろ誠実な態度と思います。 |
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