いつも勉強させていただいております。
今回、sf9細胞で一過性発現させたGFP fusionの目的タンパク質をNiカラムで精製後、TEVプロテアーゼでO/N,4℃処理しました。(透析を同時に行うことでイミダゾールを抜いています)
翌日再度Niカラムを通し、素通りを回収しようとしたところ、ほぼすべての目的タンパク質がGFPが切れているにもかかわらず、Niカラムに吸着し、GFPと一緒に溶出されてしまいました。
(GFPが切れていることはSDS-PAGEで確認しています)
目的タンパク質はもともと膜タンパク質で予想膜貫通および相互作用部位をトランケーションしたもののため、疎水性がかなり高い可能性はあると思われます。
何か解決方法は考えられますでしょうか?ご経験等も聞かせていただけると幸いです。 |
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