ラボ内でボスと他のポスドクとで細胞培養の基本的な手法が違っています。当方細胞培養の経験が浅く、どの方法が最適か、判断しかねております。細胞は、293T, 293, HeLaがメインですが、今後HepやC2C12, U2OS, 神経系培養細胞などの細胞のうち、いずれかを選択して293と平行して使っていく予定です。
1)スプリットする際に、トリプシン含有培地をwashするかどうか。ボスは、トリプシン後にDMEM(+10%FBS)を加えた後、そこから適当量を採取して新しい培地上にプレートするそうです。もう一人のポスドクの方は、毎回スピンダウンしてトリプシンを除き、新しい培地に懸濁してそこから細胞を採取、プレーティングしているそうです。
2)凍結ストックを作る際、ボスはFBSのみを、ポスドクはDMEM+10%FBSに、それぞれ10%DMSO加えたものを使っています。また、DMEMとFBSを1:1で混合したものにDMSOを加えるという方法も聞いたことがあります。FBSが多い方が良いという理由のようで、確かに通常のDMEM+10%FBS培地にDMSOを10%で加えると、FBS終濃度が下がってしまいます。凍結保存用だけDMEM+20%FBSにしてみることも考えておりますが、皆様どのように行っていらしゃいますか?
3)凍結用の培地は、予めDMSOと混和しておく方が良いのか、先に細胞ペレットを培地(+FBS)で懸濁してからDMSOを加えるのが良いのか。
基礎的な質問ばかりで大変恐縮ですが、ご教授のほど宜しくお願い致します。 |
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