500ほどをターゲットにした網羅的遺伝子解析を行っていて、ある遺伝子で明らかな有意差が見つかりました(p<0.01)。
一定数の遺伝子セットを解析していることを考慮して、Benjamini–Hochberg補正を加えたのですが、結果は箸にも棒にもかからない非常に高い値が算出されました。
元の数値では明らかな差があるのですが、Benjamini–Hochberg補正で有意差を出そうと思うと、考えられないほどの大規模解析でもしない限り、有意差は出そうにありません。Benjamini補正に関しては、みなさんどのようにとらえていますか?
別のアプローチを加えて有意差が正しいことは明らかにしていますが、この話は別として、そもそものこの補正の意義が問われるところかと思いました。
統計解析はあくまで統計解析という議論はわかりきっていますが、解析経験のある方はいらっしゃいますか? |
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