確かに海外の欧米人はアジア人に比べると夕方に帰るひとは多いと思いますが、人にもよると思います。
また他の人が言及しているように、施設の共用施設が充実していて、特殊な顕微鏡やセルソーターや質量分析を専門で行ってくれるテクニシャンがいたり、一流のラボが集まった大学なら初めての実験でも教えてくれるラボが身近にあったり、環境がちがいます。
ついでに、英語力の差が研究の効率に違いを生むとも思っています。日本語論文と英語論文を読み書くスピードを考えると、もし日本語ですべての論文を書いたら確かにスピードがかなり速くなるなぁと想像はたやすい。
でも一番大事なのは、研究に限らず、他人と自分を比べること自体がナンセンスです。他人が自分より短く働いていようが長く働いていようが、自分の研究には無関係です。
どうしたら自分の研究を最高点に持ち上げられるのか考えることが重要です。私の場合は、暇人なのでかなりの時間を実験に投資しているタイプの研究者です。それが論文の量産につながると考えているので。
他の学生が研究短くて論文書けなかったとしても、書けたとしてもどうてもよくないですか。
おそらくそういった考えかたは、自分の幸せの価値観を他人と比較してしまうことからくるのでしょう。研究に限らずどんな仕事も絶対値として自分を評価してブレない意志をもって継続することが重要です。 |
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