>その”可溶化力の弱い界面活性剤”で見た免疫沈降は果たして真かそれとも偽か?
>それだけの細胞ペレットを”たった1mlの界面活性剤”で見た免疫沈降は果たして真かそれとも偽か?
そもそも、”真か偽か”なんていう表現は科学的に客観的ではないし、的を得てない表現だと思う。あなたは何を持って真だとか偽だとか言えると思うんですか?
”可溶化力の弱い界面活性剤”というのや、”たった1mlの界面活性剤”というのもあくまで何かに対する”弱い”とか”たった”とかいう相対的なものなので、その量では無理だと考える合理的根拠がなければ単にいちゃもんつけてるだけでしょう。
例1:変性能の弱い界面活性剤”のみ”でしか見えない結合は、生物学的に意味のある結合ではなくてノイズを拾ってるにすぎないのでは?
>結合の有無は結局、KD値の違いでしかなく、弱い結合であってもバックグラウンドレベル以上であればそれに意味がないという合理的根拠はないし、実際に界面活性剤の違いによって剥がれてしまう結合がないとも言えない。そもそも、ウエスタンとかのブロッキング試薬の違いだって結局は結合力のS・Nでバンドが見えた見えてないを議論してるだけの話
例:15cmディッシュ5枚の癌細胞セルラインは、何mgのペレットに相当するので、1mlのLysis bufferに十分に溶解できるとは思えないから実験として成立してないのではないか
>1%Triton X−100程度では核膜なんかがほとんど壊れないので、溶出されなかった部分の大部分は捨てただけの話かもしれない
真か偽かという絶対的基準をそれだけの事実でどうこういうが的を経てないというのはそういうこと。一般的な現象論として、生物学的に意味のある現象とは考えにくいのでは?というあなたの経験に基づく主張というだけの話でしょ? |
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