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タンパク質変異体の解析 トピック削除
No.8513-TOPIC - 2019/12/18 (水) 15:45:54 - 変異体
いつもお世話になっております。
調べてもわからなかったので、ご存知の方がいましたら、教えていただけると大変助かります。

タンパク質のヒスチジン(H)をアスパラギン(N)に置換して、解析を行っているものを見かけますが、これはどういった意味があるのでしょうか?論文を読んでいてもよくわからず、無知で大変申し訳ありません。

他、リン酸化なら、SAやSD, SE変異体、ユビキチン化ならKR変異体を解析に用いたりしますが(これは意味がわかっていますが)、これを調べたいなら、このアミノ酸をこれに置換する、などの情報が理由とともにまとめてあるようなものをご存知の方がいましたら、書籍、論文、ウェブサイト問わず、ご教授いただけると幸いに存じます。

よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.8513-12 - 2019/12/19 (木) 15:08:52 - 変異体
ちき様、おお様

ご回答いただき、誠にありがとうございます。
ヒスチジンが形成する水素結合を模倣しているということで納得がいきました。大変勉強になり、重ねて感謝申し上げます。

(無題) 削除/引用
No.8513-11 - 2019/12/19 (木) 12:31:08 - ちき
古いですが、こんな論文がありました。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/4074680

こちらの論文のintroに引用されています。こっちを読んだほうが早いかも。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9466938

(無題) 削除/引用
No.8513-10 - 2019/12/19 (木) 02:18:13 - おお
構造が解けているならそれがヒントになっているかもしれません。

アミノ酸残基の役割ということならAに変えるということはよくやられると思いますが、それに対して残基のしめるスペースが極端に小さくなってしまうというデメリットを考える人もいます。なのでなるべく近い大きさのものに置換したいという考え方もあると思います。また全体的に大きな影響がないように似て非なるものを持ってくるというのもStrategyだとおもいます。漠然とそういうもののときもあるだろうし、水素結合など維持されるが酵素的反応が進まないとか具体的な場合もあるでしょう。

アスパラギンはαヘリックスの始点、終点、βシートのターンで見られるようなので(Wiki参照)、構造的なBreakを狙っている可能性もあるかもしれません。

もう一つあり得ることは、実際に病気などの変異、なにかPhenotypeに関連したアミノ酸の変化(SNPsとか)があって、それを調べるために使っているということです。

(無題) 削除/引用
No.8513-9 - 2019/12/18 (水) 19:06:13 - 変異体
AP様

ヒスチジン残基の特にどの部分(構造や電荷など)が機能に不可欠であるかという意味で、正電荷の話を書かせていただきました。言葉足らずで、申し訳ありません。


引き続き、皆様からのご回答をいただけますと幸いに存じます。
よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.8513-8 - 2019/12/18 (水) 18:50:41 - AP
言われてみればそうだ。

(無題) 削除/引用
No.8513-7 - 2019/12/18 (水) 18:45:27 - ふむ
Nは塩基性アミノ酸なのですか?

(無題) 削除/引用
No.8513-6 - 2019/12/18 (水) 18:26:17 - AP
>正電荷の影響を検討するのであれば

正電荷の影響を検討するためではないですよ。そこがヒスチジン残基である必要性、あるいはそのヒスチジン残基が機能に不可欠であることの証明などのためです。

(無題) 削除/引用
No.8513-5 - 2019/12/18 (水) 18:13:34 - 変異体
皆様

ご回答いただき、誠にありがとうございます。
塩基性ということであれば、アルギニン、リジンの置換体で正電荷以外の構造の影響を検討することができると考えます。
正電荷の影響を検討するのであれば、アスパラギンは一般的に用いられるアラニンの置換体よりはヒスチジンに近いと思いますが、他のアミノ酸より構造的に似通っているというのが一般認識でしょうか?側鎖構造を見ていてもいまいちピンときません。無知で申し訳ありません。ご教授の程よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.8513-4 - 2019/12/18 (水) 17:51:13 - AP
そのタンパク質の中でHは金属イオンを配位する役目を担っているかもしれません。Hを置換することで活性を失えば、それが裏付けられますね。置換実験をするには、構造や電荷などへの影響を最小限にするため似た性質のアミノ酸を選ぶわけで、それが同じく塩基性アミノ酸のNであったってことでしょう。

(無題) 削除/引用
No.8513-3 - 2019/12/18 (水) 17:07:06 - ?!
塩基性??

(無題) 削除/引用
No.8513-2 - 2019/12/18 (水) 15:57:05 - mon
ヒント:どちらも塩基性アミノ酸です。

タンパク質変異体の解析 削除/引用
No.8513-1 - 2019/12/18 (水) 15:45:54 - 変異体
いつもお世話になっております。
調べてもわからなかったので、ご存知の方がいましたら、教えていただけると大変助かります。

タンパク質のヒスチジン(H)をアスパラギン(N)に置換して、解析を行っているものを見かけますが、これはどういった意味があるのでしょうか?論文を読んでいてもよくわからず、無知で大変申し訳ありません。

他、リン酸化なら、SAやSD, SE変異体、ユビキチン化ならKR変異体を解析に用いたりしますが(これは意味がわかっていますが)、これを調べたいなら、このアミノ酸をこれに置換する、などの情報が理由とともにまとめてあるようなものをご存知の方がいましたら、書籍、論文、ウェブサイト問わず、ご教授いただけると幸いに存じます。

よろしくお願いいたします。

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