マクロファージ(というか、この場合はkupffer細胞)は、in vivoではアメーバ状の形態をとるので、細胞質の断片だけが切片にはいってきたりして、細胞数でカウントするのが困難な場合が多いと思います。細胞数ではなく、F4/80で染まっている面積で定量する方が容易かもしれません。どうしても細胞数で定量したい場合は、核をカウント(ヘマトキシリンでは染まりが悪いようなら、蛍光染色にした方が無難かもしれません)した上で、その中でF4/80陽性の細胞質で囲まれている核をカウントして比率を出せば、比較的客観的な評価になるかと思います。ちなみに、我々のラボでは、CD68を用いてヒトサンプルにおける定量をやってますが、面積で定量してます。ご参考まで。 |
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