お世話になっております。
植物組織を用いてSEM観察しているのですが、どうしても細胞が収縮してしまいます(お椀状にへこんでしまう)。
当方、観察前の前固定として、2% PFA+1% グルタルアルデヒドに浸漬して脱気後4℃で一晩放置、後固定として1% 四酸化オスミウムに浸漬して4時間振盪しています。その後、洗浄してエタノールシリーズで脱水し、酢酸イソブチルで置換した後に臨界点乾燥して金蒸着しています。
細胞が収縮する一番の原因はどのステップにあるのでしょうか?
臨界点乾燥時に少しでも水分が含まれていると変形するという話は聞いたことがありますが、脱気時に組織が変形するということは考えられるのでしょうか?
思い当たる節としては、臨界点乾燥前に置換する酢酸イソブチルに対してモレキュラーシーブ等の脱水処理をしていないことと、用いているサンプルがそこそこ大きく厚みのある試料であることです。
ご教授よろしくお願いします。 |
|