コメントありがとうございます。
>おおさん
やはりそうですか。実際、乳酸→ピルビン酸反応の測定系に、ピルビン酸もしくはoxamateを添加すると活性が低下します。ピルビン酸とoxamateは拮抗の関係であっても、LDH-NADH複合体に結合してサイクルを止めるという点では同じですね。
ご指摘の通り、oxamateとoxalateの研究は昔からあるようです。もっとも、Lineweaver-Burkプロットから、どうも阻害の様式が異なるという実験的なキャラクタリゼーションが殆どではありますが。ありがとうございました。
>qqさん
無脊椎動物のLDHには、一部アロステリックな性質を持つものもあるのですね。ピルビン酸がホモトロピックなアロステリック効果をも示す報告がありました。この文脈だと、oxamateがアロステリックにLDHを阻害していれば、確かにnon(un?)-competitiveですね。勉強になりました。 |
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