> (1)何個程度の遺伝子を想定しているのでしょうか?
> 300〜400個
> (2)(4)をひとつずつ実施することに大変さを感じていまして
(2)予算に余裕があるなら全合成を外部委託。数量割引きが有るはずなので標準価格の半額程度になると思う。国外を含め数社から見積もりを取ると良い。経験上国外メーカーが安価。どうせならコドン最適化すると良いだろう。
クローン化後配列確認が必要ですがDNA断片作成ならさらに安価です。
これを鋳型に96well formatでPCRでPromoter-合成DNA断片-タグ-WPRE-polyA領域を作成し、96well formatで精製して遺伝子導入に供する。
精製時、過飽和でアプライすると収量はほぼ一定になるので、個別の定量は不要になるかも。
なお、全長増幅用のPrimerはNuclease耐性を少しでも持たせるために5’端2塩基ほどS化しても良いかも。
DNA配列異常による出来損ないタンパクも混入するとは思いますが、First Screeningでは良しとする。
最終スクリーニング(確認実験)ではクローン化して配列確認したplasmidを使う。
クローン化するなら、外れ(インサート無し)クローンがほとんどない自殺遺伝子が入ったベクターを使うべきで一方向性にクローン化するように工夫する。市販なら一方向性TOPOクローニング用発現ベクターかな。96well フォーマットで10ug程度のplasmidの精製は可能。シリカなら、アルコール洗浄の前に4M guanidine hydrochloride/40%isopropanolでの洗浄を加えるとエンドトキシンの混入がかなり減るらしい。実際CHOや293細胞なら大きな問題はなかった。
(4)精製には、培地から1ステップで96well formatでの精製も容易なSBPタグ付加が良いと思う。分泌タンパクならC末に付加かな。。
また、どのようなアッセイ法をお考えか不明ですが、SNAPタグ等でplate(well)底面に分泌タンパクを固相化(精製不要)して細胞をふりかけ刺激するなんてことも可能かも。または磁性ビーズに捕捉してビーズごと細胞にふりかけるとか。 |
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