>例えば、発表された論文でp=0.049の有意差ありと判断された実験の再現で、p=0.001 あるいはp=0.051になった場合、現状のカットオフだとp=0.001では再現、p=0.051だと不再現、と判断されます。しかし、生データそのものを見ると、p=0.051のデータの方が、オリジナルの論文に近いかもしれないですね(ちょっと極端な例ですいません)。再現性と言っても、色々難しいかなと思います。
P値と再現性は別の問題ではないでしょうか。実験でのばらつきはいろいろな要因(環境、手技的なものなど)でも変わってくるでしょうから。
>コントロールと比べて差がある結果が出れば、ポジティブデータと考えて良いですか? 仮説(というか事前予測)との方向性の一致については、考慮する必要がないと思うのですが、如何でしょう?
わたしは、仮説を支持する結果をポジティブと捉えています(個人的には狭義で)。なのでコントロールと差がないという仮説を立てることもありえるとおもいます。差がないという事を統計的に検定する方法論もあるにはあります(普通はあまり使われない)。 |
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