>まさにAPさんの予想通りで、コロニーリフトで
>スクリーニングがうまくいかなかったため、
>別の手を考えているところです。
その程度ならそんなにあれこれ悩む話でもないでしょう。
大腸菌が発現誘導などでLysogenが誘導されないものだとLysozymeを加える。
DNAも出てくると思うのでDNaseを加える。出ないような工夫もあると思うけど(たとえば低塩濃度とか、マグネシウムてんか)あまりそういう細かいことをやったことがないので他の経験ある方があれば嬉しいかと。
変性作用が弱い(場合によってはELSAのときの希釈などで変性作用が現れなくなる)界面活性剤をつかう。
100mM Tris HCl pH8
250mM NaCl
1mM MgCl2
1% Triton X100
0.5% sodium deoxycholate
0.5mg/ml Lysozyme (Lysogenが誘導されるものでは必要なし)
10 ug/mL DNaseI
+Protease inhibitors
LysozymeはEDTA存在化で活性がMaxと言われているのでLysozyme処理してからMgCl2とDNase(EDTAにより阻害される)を加えるプロトコールもあるが、EDTAがないとLysozymeが全く効かないわけでもない。0.5% sodium deoxycholateは不溶化してしまっている場合Tritonだけでは物足りないので加えてあるが、Tritonで完全に不溶化したものが抽出できなくてもELISAの抗体の検出力が悪くない限り検出できるとはおもう。実際にTriton単独で殆どが不溶化したままであっても上清をWBすると検出できるケースがほとんどだと思う。
>コロニーリフトで
>スクリーニングがうまくいかなかったため、
単にポジがなかっただけということは、、、ELISAよりしっかり出そうな気がするけど、、、まあWBでつかえなくってELISAで使える抗体もあるけど。 |
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