>何をみたいのかによりますが、リン酸化レベルの変化をみるのが目的ならpAkt/Aktで
何をみたいのかによりますね確かに。発現(Total Akt)が2.5分の1に落ちていて、リン酸化がpAkt/Aktで2倍だったらAktから下流のシグナルは弱くなっていることになる。たぶん質問者はTotalであまり違いをみいだないからpAkt/Aktでいいと感覚的に思っているのでしょうけど。
むかしMapkシグナルで(多分p38とかだったとおもう)、ある刺激でTotalが5分の1くらいになっているけどp38リン酸化フォームはControlに比べてActinベース(多分アクチンだったとおもう)3倍ぐらいになっているデーターをもってきて、これどうしようって、相談しに来た人がある。p38の下流により強いシグナルが送られているということが知りたいならTotalの量はその点においては関係ないだろうといったら、納得してたけど。
最終的にはpAkt/Aktでデーターをだすことになるのかもしれませんが、pAkt/GAPDHとAkt/GAPDHを出しておけば全体的に何が起こっているのかは把握しやすい。そのうえで(pAkt/GAPDH)/(Akt/GAPDH)とすれば結局pAkt/Aktを計算しているわけだし。手元のデーターからいろんな情報を得ることも大事かと思います。 |
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