microarrayはその原理上ハイブリダイズする領域が限られてるので、場合によってはオフターゲットを拾うことはありますよ。普通は複数の領域でノーマライズとかしてることが多いですが、それでもRNAseqのようにエキソンごとのリードを見れないので、たまたま選んだ場所が別の遺伝子の増幅を拾ってしまったとかそういうことでの誤差はあるといえばあります。
さらに言うと、このての大規模解析は特に絶対量が少ないものにかんしては偽陽性が出やすいので、結局false positiveを拾ってないかどうかは個別に調べるしかないのです。
この辺は多重検定をしてると思いますが、例えばFDRが0.01で信頼区間を切ったとしても個別の変動がたまたまその1%の偽陽性に入ってないと言う保証はないと言うことです。あくまで全体の信頼性の問題です。
前者は技術的な落とし穴、後者は統計的な誤差の問題ですけどね。 |
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