>この場合にもプライマーの増幅効率に違うがあれば、結果を比較できないとは思います
コピー数を出すだけならそれぞれのprimerに対してコピー数が既知のサンプルの希釈系列を用いて程数値をだすことは可能です。
ただし、
>状況証拠からその機序としてベータ酸化律速酵素が、解糖系律速酵素の発現量に比べ高いから、と仮説を立てています。
ということを証明するなら、一般的にはその律速酵素の発現量を落としてやったら細胞の代謝fluxが変化したとかそういうloss of function, gain of function 実験をやらないと必要(充分)条件にはならないでしょう。
ちなみに一般的にはメタボローム解析だけではflux(代謝経路の流れ)はわからないので、fluxを知りたければ安定同位体標識された代謝出発物をパルスして取り込んでfluxを定量比較して初めてそれが言えます。ま、どこまで厳密にやるかはそれぞれですけどね。 |
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