いつも勉強させてもらっています。
今論文を読んでいますが、マウスの空腸に蛍光標識されたBSAやデキストランを注入し、それらの腸管上皮細胞から粘膜固有層への移動をintravitalな蛍光顕微鏡で見ている図がありました。
原理は分かりますし、生きたままそれらの挙動を追えるというのはとても魅力的だと思います。
これに関して技術的なことで疑問があります。
それは、蛍光標識のものをmgオーダーで打ち込むわけなので、バックグランドがめちゃくちゃ高くなりそうな気がしています。
私の隣のラボでは白血球の生体内挙動を見ていまして、そのラボでは蛍光標識のCD31, CD45(だったか)、Ly6Gなんかの抗体を打ち込んでいました。
質問は、バックグランドは気にならないのでしょうか?
通常ウエスタンや細胞免疫染色、フローサイトメトリーでは抗体反応後の洗浄は必須で、それをしないとS/N比が低く、肝心なモノが検出できないというのは想像に容易いです。
ご経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんでしょうか?
よろしくお願いします。 |
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