skim milkの主成分はほぼカゼインです。skim milkはPVDF膜のブロッキングに汎用されているのはご存知のとうりです。ゆえにカゼインはPVDF膜のブロッキングに適さないというのは変ですね。どういう文脈での話かで何か意味があるのかもしれないですが。
一般的にはavidin viotin法ではカゼインは避けることが多い様に思います。リコンビナントとかならいいと思いますが、milk由来だとbiotinが混じっていて反応を妨害するからです。
ならBSAかい、というとこれがまたBSAも純度がかなり高いくないと(あるいはロット差で)、残存する微量の血漿由来の糖タンパク質(血漿タンパク質の中ではアルブミン以外はほとんど棟タンパク質)とレクチンとの反応のせいでback groundが汚くなったりします。なので、レクチンブロットならば、タンパク質を含まない市販の合成blocking剤(成分不詳、なんかの化学物質のポリマー?)が良いと思います。WBでリン酸化タンパク質の検出などでたまに使いますがいい感じです。 |
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