色々書きたいことはあるのだけどまとまらないのでどうしようとおもいつつも。
まず、siRNAが流行っていた頃、TransfectionしてからKDの効果でタンパク量が減るまで結構時間がかかるといった話を覚えています。mRNA量がへっていても、翻訳阻害がかかっていたとしても実際に目に見えて減るのはTransfectionしてから72時間とかそんな感じ。その間にも細胞は増殖していくので導入されたsiRNAは希釈されるという理由でTransfectionを繰り返しやるプロトコールもまあまあ見られました。
また発現などはポジ、ネガのフィードバック機構はまあまああるかと思います。そういう意味ではあなたの結果はもしかしたら面白い切り口になるかもしれません。
mRNA、蛋白の変動がどの程度大きいかというのも解釈のうえで考慮することかもしれません。変動がそんなに大きくないとInternal controlの変動があればそれに結構左右されてしまいます。
言い出すときりがないですけど細胞全体の容積が変わるとか、総mRNA量の発現が減ったりとかでも結果に影響するものだと思います。 |
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