ESの場合はHDR活性は比較的強いので、最近はターゲッティングベクターに耐性マーカーを入れなくてもdonor plasmid のシステムでもクローンは取れるみたいですよ。
ホモKnock-in をとるのはちょっと大変ですがやってやれないこともないみたいです。
がん細胞の場合は多くの場合効率が落ちるので現実的には耐性マーカーをfloxかなんかで入れておいてあとで飛ばすみたいな方法を取らないと無理です。
文献的には長いssDNAを作るplasmidでlong ssDNAを用いた方が効率がいいなどの話もありますが、自分のラボの人がやったが変わらなかったとか言ってました。同様にSCR7などのNHEJ阻害剤も効果は見られませんね。
後、crispr plasmid vectorをコトラしてやる場合は、これ自体が一定の確率でゲノムにintegrateするので、クローンをとった場合にはそれを確認して置かないといけません。 |
|