> asan様
ありがとうございます。
おっしゃる通り何を「オフ」というかは恣意的なものですが、今回についてはその薬剤が「酵素Yの阻害剤」として販売されているので、そのY以外のものに対する反応を指してオフターゲット効果、と私は称しています。
当然のことながらY以外についてはIC50はかなり高くなっています。
低分子化合物なので自分になじみのある蛋白や核酸を扱う時のような実験手法が使えなくて、さてどうしたものか、と悩んでの質問でした。
今回の興味事項はこの阻害剤がある反応を抑えるから役に立つとか立たないとかいうことではなく、この反応自体にありまして、どういう機序でこうしたことが起こっているのかを解明したいと思っています。したがって、この阻害剤が何に効いているかは何とか解明せねばならない事項で、けっこう頑張らなければならないポイントなのです。。。 |
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