先日、AmbionのSilencer select siRNAを購入しましたが、
全くノックダウン効果が認められませんでした。ほかのsiRNAで効果を確認しているメソッドを使っておりますので、基本的に配列の問題と思っています。
機能保証されていないグレードのsiRNAがワークしなかった場合に、交換などをしてくれないのは購入前から分かっていたので、文句を言うつもりもないのですが、最近は抗体などは各社積極的に保証してくれていると思います。つまりちゃんとしたプロトコールでワークしないことを示せば、ロット交換や他の製品への交換を対応してくれます。率直な印象として、siRNAを作るより、抗体を作るほうが時間も労力もかかるのに、なんでsiRNAは昔から保証(ほかの配列と交換とか)をしないというスタンスを継続しているのでしょうか(5本買えば2つは保証するとかのサービスは見かけますが)。ワークしなかったら5万円くらいでゴミを購入しただけになるのがどうにも腑に落ちないなぁと感じます。みなさんはどのようにお考えですか。仕方ないことなのでしょうか。
また関連して、有用なsiRNAのデータベースなどありますでしょうか。いくつか当たってみましたが、Updateがされていなかったり、ターゲットが見つからなかったりで(これは仕方ないときはあるでしょうが)、良いものがありませんでした。
これはおまけの質問ですが、例えば、このメーカーのこの番号のsiRNAはワークしなかったとか、よくワークしたとかを研究者の間でデータベース化するのは違法になりますか(抗体についてはメーカーのサイトで「星」をつけたりのフィードバックが増えてきていますよね)。 |
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