ラボで昔樹立されたGSTを発現するBL21をLBプレートにまき、シングルコロニーを増やして、2 mlのスケールでIPTGによりタンパク質誘導を行ったところ、菌体からGSTのバンドが検出されました。
そこで100 mlのスケールにアップし、可溶性GSTを精製しようとしているのですが、上司はIPTGで誘導後に遠心し、菌体を回収する際、上清のLB培地も取っておくように、と言われました。
上司曰く、GSTは分泌タンパク質なのでLB培地中にもあるから、というのが理由です。
ただ私の理解ではGSTがsolubleであっても哺乳類細胞のように菌体外に分泌されるわけではなく、あくまで菌体の中でsolubleであって、界面活性剤や超音波処理しないとGSTは菌体から出てこないのではないか?と考えています・・・。
私の理解で正しいでしょうか・・・? |
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