いつも参考にさせていただいております。初めて質問させていただきます。
ある抗原(タンパク質)とそれに対する抗体が共存したサンプルがあり、そこに含まれる抗原を定量したいと考えております。
これまで、この抗原の定量はELISAで行っておりましたが、上記のような抗体共存下のサンプルでは検出することができませんでした。抗体がELISAの検出を妨害しているためと考えております。
他の検出方法として、ウエスタンは利用可能な抗体がないため利用できません。また、MSでの定量は感度的に厳しいと考えております。そのため、なんとかELISAベースの方法で定量できないかと考えております。
共存する抗体がELISAを妨害しているので、どうにかして抗体と抗原を分離できないかというアプローチを考えております。
素人考えで、免疫沈降を模したような方法はどうだろうか、と考えました。抗原抗体複合体をProtein Gに結合させたあと、pH 4くらいの弱めの酸で溶出をかければ、Protein Gと抗体は分離しないが抗体と抗原は分離し、結果として抗原だけを抽出できるのではないか、というものです。
しかし、このような方法を記載した論文等は見つけることができず、また自分でも何度か検討してみましたが上手くいきませんでしたので、そもそものアプローチがおかしいのかなと思いつつあります。
知識不足で申し訳ないのですが、これ以上のアイデアがなく行き詰ってしまっております。なにか同様の状況における解決策や、根本的にアプローチが違うよ、など、助言を頂ければと存じます。
長文申し訳ありません。よろしくお願いいたします。 |
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