monさん、
いろいろなご指摘ありがとうございます。
自作dual expression vectorではそれぞれのカセットの影響を考慮して、CMV-HCとCMV-LCの向きを同じものと逆のものを作ってみましたが、効果はなかったですが、insulatorの可能性はまだあると思っています。
IRESも現在考えているところですが、T2Aなどは余分なものを付けたくないので試していません。同じpromoterを使うことは当初から懸念していたのですが、この細胞ではCMVは強かったですが、EF1aとPGKは弱いため、結局CMVかCAGを使うことを検討しています。E2F promoterは今まで試したことはないです。調べてみます。
おおさん、
この細胞はlarge Tのtransformではないので、使えないと思っています。
>[Re:2] monさんは書きました
> CMVエンハンサーが干渉している可能性があります。Insulatorで挟むと良いようです。
> IgGでは、IRES, P2A(ちょっと驚き)を利用してmonocisronicに発現させた報告があります。
> この場合、H鎖とL鎖の発現量が最適比にならない可能性もあります。
> 安定発現株でのCMVプロモーターは徐々に不活性化するので、GC-richなE2Fプロモーター(+ イントロン+WPRE)を利用することが多いようです。
> また、DHFR遺伝子等を利用した遺伝子増幅によりIgG発現量の増大を試みることも定法です。 |
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