コントロール群対その他の群一つ一つを検定する手法としてダネット検定がありますが、「その他の群」の中に、コントロール群に対して巨大な差のある (圧倒的な有意性を持つ) 群が居ると、それ以外の「その他の群」が有意と判定されにくくなる問題があるように思うのですが、これを回避する方法は何か有るのでしょうか。
例えば、
コントロール群 = 10,15,13,7,11,11
群A = 15,20,13,16,17,17
群B = 30,40,25,27,27,28
群C = 30,40,25,27,27,28
とすると、コントロール対B及び対Cが有意と判断されますが、
群Cの値それぞれを10倍にすると、コントロール対Bが有意と判断されなくなります。
ダネットを使っている限り、他に対して差が大きくなりすぎる (と事前に予想される) 実験群を最初から置かないくらいしか対応策がないように思うのですが、例えばダネット以外にコントロール対多群を検定でき、かつ上記のような影響を受けにくい方法はあるのでしょうか? |
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