コーニング社のフィルターキャップ付きディスポ三角フラスコ(ポリカーボネート製)を使い回しています。
ガラス製なら200℃の乾熱滅菌で残留有機物(洗剤やエンドトキシンを含む)を分解出来ます。
しかし、プラスチック(PC)製だと無理なので、MilliQ水を目一杯いれて(フタは緩めて)オートクレーブ、水を捨てて再度(フタは緩めて)滅菌のためにオートクレーブして使用しています。フィルターキャップも含めて10回以上再利用しています。とりあえずCHO-S細胞、293-F細胞なら新品と遜色なく増殖しますし、遺伝子導入効率も落ちないようです。もっとも「ここぞ」という実験(凍結保存用の細胞を増やす時とか)では新品を使っています。
可能であればエンドトキシン混入を少しでも減らすために、つけ置き洗剤の容器も大腸菌用と分けた方が安心です。
なお、メーカー推奨ではありませんので疑いの目をもってお試しください。 |
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