おお様
アドバイスありがとうございます。現在、土壌/糞便向けキットを使用しておりますがCTABの使用も検討してみます。
SYBR master様
キットの説明ではITS1領域をターゲットとしているようです。使用しているサンプルは-80℃で保管されている糞便ですが、凍結融解の時点でDNAがかなり壊れている可能性が考えられます。よって、ご指摘<すでにゲノムDNAの一部が失われている(分解されている)ために、コピー数が1個体分に達していないので、最低スタンダード(20 fg)とNTC(H2O)に出てくる>は納得できます。
細菌16S rDNAは十分量のDNAが確認でき定量は余裕なのですが、真菌はそもそも糞便中の存在量が少ないため検出が難しいと思っておりました。使用するDNA量を増やすということですが、DNA抽出に使用するサンプル量を100mgから増やすことは(チューブサイズや物理的な問題から)難しいため、DNA抽出の最後の添加ソリューション量を少なくして工夫したり、qPCRのサイクル数を増やしたりしましたがあまりうまくいきませんでした。 |
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