コラーゲン刺激だと、Y352もリン酸化される気がしますね。逆にGP6の阻害とか可能であれば、無刺激で見られるバンドの特異性に関する情報が得られるかもしれません。また、自己リン酸化が関与しているなら、SYKそのものの阻害でも良いかもしれません。
市販のY525/526抗体は、ヒト特異的抗体がほとんどですが、マウスに反応する抗体も出てたような記憶が、、、(無責任モードです、すいません)
リン酸化抗体のブロックでBSAが推奨される理由は理解した上で、あえてミルクを第一選択にしてます。BSAで、TAKEさんと同じようなバックグランドの問題を何回か経験したので、BSAは第二選択にしてます。ちなみに、P-AKTはT308、S473どちらで見てますか? S473であれば、少なくともこの抗体の場合は、リン酸化セリンをターゲットにしていても、ミルクのP-serineとは反応しないと考えて良さそうですね。
自分の場合、貧乏ラボなので、抗体は可能な限り再利用します。最初の一、二回目でメンブレンのミルクに吸着され、その後バックが綺麗になるような気がする事も、たまにあります(科学的な考察とは言えませんが)。 |
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