皆様
ご返信が遅くなり失礼しました。
話の内容の中で、特に感染源について言及しておりませんでした。
再生医療等での利用の場合を考慮して、ここでは試薬・培地・FBS等の原料を感染源として考えさせてください(培養するヒト細胞は正常)。
この場合、試薬等に含まれる可能性のあるプリオンが培養細胞に感染して増殖するというリスクはあまりないのでしょうか?
文献を拝見したところ、そもそもヒト細胞に持続感染すること自体が困難というものがあるし、調査会の報告では「通常は細胞培養の工程において異常プリオンタンパクは増殖しないと考えられている」とも記載されています。
つまり、製造工程でのプリオン混入は非常に気持ち悪いですが、そこから増殖云々というのは裏のとれていない可能性(学術的には可能性の低い)の話なのでしょうか?
※試薬等のプリオン混入リスクは最小限に抑えられていると思いますが、ここでは混入した場合の話についてご相談させてください。 |
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