脾臓のフローサイトでの赤血球溶血操作時の疑問について質問させてください。
マウス脾臓を取り出し、先を90度に折った21Gの針で脾臓細胞を脾臓から丁寧に取り出しています。この時のバッファーはPBSにBSAとEDTAを加えたものです。
だいたいほぐれたら70ミクロンのフィルターで細胞を濾し被膜や結合組織、脂肪組織を除いた後、200Gで遠心し、デカント後に1mlのACKバッファーという赤血球溶血バッファーを加え、すぐに遠心し、上清をデカントし、そこにFACSバッファーを加えて染色をはじめています。
ここで質問があるのですが、FACSバッファーで最後に懸濁した際にも被膜のような不溶性の浮遊物が生じます。この浮遊物はACKバッファー処理することで発生しているようです。これはなんでしょうか?
ACKバッファー処理で赤血球が壊れ、その赤血球膜なんかが凝縮しているのでしょうか?これはみなさんでも生じていますでしょうか?
教えてください、よろしくお願いします。 |
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