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ウエスタンでの発現の確認 トピック削除
No.8046-TOPIC - 2019/07/03 (水) 12:21:53 - lipid
ウエスタンでの発現確認についての意見をお聞かせください。

あるたんぱく質Aの発現の確認を行います。
たんぱく質Aは、内因性のプロテアーゼでいくつもプロセスされます。
例えば、たんぱく質AはBとC 2種類のたんぱく質が発生(A=B+C)します。
ウエスタンをすると、Cしか検知できない場合、
Aのたんぱく質の発現があった、発現が亢進していたと言えますか?
ちなみにBとCのたんぱく質の役割は不明です。
また、抗体は、A,B,Cすべてに反応します。
 
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No.8046-7 - 2019/07/03 (水) 14:35:17 - おお
>このような、ある一方だけの代謝回転の亢進はよくみられるケースなのでしょうか?

まあ、あるでしょうね。WBして本来の長さより短いバンドが見られるけど、その短いバンドの相方のバンドは見えないとかいう事はまあ見受けますし。極端な例ではシグナルペプチドとか。

(無題) 削除/引用
No.8046-6 - 2019/07/03 (水) 14:28:23 - おお
>ウエスタンをすると、Cしか検知できない場合、
>Aのたんぱく質の発現があった、

AのプロセッシングによりCが出来るというなら、Aをコードする遺伝子は発現しているということでしょう。Aのたんぱく質の発現というとAが存在しない状態ではちょっと混乱を招くと思います。

>ウエスタンをすると、Cしか検知できない場合、
>発現が亢進していたと言えますか?

発現が亢進したというには何か比べるものがあるのですか?たぶんそうだと思うけど、その説明なしにはい亢進してますって言える人はいないと思います。

たとえばAからCができるプロセッシングが亢進してもCが増えますよ。Cの分解が抑制されてもCがふえますよ。

プロセッシング(プロテアーゼ)の作用がいろいろあるようならCと同じサイズだけどCとはちがうAからのフラグメントであるといった可能性は注意を払う必要があるかもしれません(ただ先行の論文があるのでそれにそった形という事で進められるかもしれませんが、先行の論文がそこを何処まで証明しているかも気にするべきです)。

(無題) 削除/引用
No.8046-5 - 2019/07/03 (水) 13:53:06 - lipid
ご返答ありがとうございます。

>確認ですが、(1) A->B+DまたはA->C+Eではなく、「Aが切断されて、BとCになる」で正しいですか。
はい。その通りです。

(2)「遺伝子Aの途中のexonから転写あるいは翻訳されてCができる」ということはないですか。
文献的な公知からは、ないであろうと考えています。

>(1)だとすると、Bは非常に早く分解されているように見えます。
はい。結果から素直に考えますと、そのように見えます。
ただ、他の論文ではA,B,Cともに検出されているものばかりで、この点が食い違います。
ただし、当方のデータは他の論文とは異なり、ある薬剤を投与しての結果ですので、Bの消化効率だけが何らかの影響を受けているとも考えられます。このような、ある一方だけの代謝回転の亢進はよくみられるケースなのでしょうか?

ご指摘の通り、阻害剤の活用でB断片の要確認ですね。

(無題) 削除/引用
No.8046-4 - 2019/07/03 (水) 13:27:07 - mom
>2種類のたんぱく質が発生(A=B+C)します。
確認ですが、(1) A->B+DまたはA->C+Eではなく、「Aが切断されて、BとCになる」で正しいですか。
(2)「遺伝子Aの途中のexonから転写あるいは翻訳されてCができる」ということはないですか。
(1)だとすると、Bは非常に早く分解されているように見えます。
Proteasome依存性分解なら、その阻害剤を投与するとB断片が見えてくるかもしれません。もしそうなれば、Aは産生されているが、素早く切断されてB、Cの断片が生じるが、Bは素早く分解されるのでCのみが検出される、と言えると思います。
内因性のプロテアーゼの特異的阻害剤があれば、Aが検出される(Cは消える)可能性もあります。
ただし、不要なAは素早く分解される可能性もあるので注意が必要。

(無題) 削除/引用
No.8046-3 - 2019/07/03 (水) 12:38:53 - lipid
早々にありがとうございます。

>Aに反応するのはいいのですが、BとCにも反応するのですか?
>どこを認識しているのだろう?
うまく言えませんが、共通のアミノ酸残基を認識するポリクロです。


>見れているのはCなのであってAではないので、CがA以外から生じる可能性がゼ
>ロでないならAが発現していたとは言えないですね。

説明不足でした。
CはAからしか発生しません。

(無題) 削除/引用
No.8046-2 - 2019/07/03 (水) 12:30:17 - 遠さく推し
>Aのたんぱく質の発現があった、発現が亢進していたと言えますか?
ちなみにBとCのたんぱく質の役割は不明です。
また、抗体は、A,B,Cすべてに反応します。

それだけでは言えないと思います。

抗体はポリクロですか?
Aに反応するのはいいのですが、BとCにも反応するのですか?
どこを認識しているのだろう?

見れているのはCなのであってAではないので、CがA以外から生じる可能性がゼロでないならAが発現していたとは言えないですね。

ウエスタンでの発現の確認 削除/引用
No.8046-1 - 2019/07/03 (水) 12:21:53 - lipid
ウエスタンでの発現確認についての意見をお聞かせください。

あるたんぱく質Aの発現の確認を行います。
たんぱく質Aは、内因性のプロテアーゼでいくつもプロセスされます。
例えば、たんぱく質AはBとC 2種類のたんぱく質が発生(A=B+C)します。
ウエスタンをすると、Cしか検知できない場合、
Aのたんぱく質の発現があった、発現が亢進していたと言えますか?
ちなみにBとCのたんぱく質の役割は不明です。
また、抗体は、A,B,Cすべてに反応します。

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