現在あるタンパク質を大腸菌で発現させ、精製しています。
GSTタグがあり、enterokinaseの認識配列(DDDDK)、そして目的たんぱく質、最後にFlagタグが付いています。
GSHで精製後、enterokinaseでGSTを切り離します。
FlagタグはDYKDDDDKで、Kが最後のアミノ酸です。
反応前と反応後のサンプルのウェスタンをGST抗体でウェスタンすると、予想通りのバンドのシフトが見られましたので、きちんと切れていることがわかりました。
ところがそのサンプルをFlag抗体でウェスタンすると、反応前は目的のサイズにはっきりとバンドが見れれますが、反応後に完全になくなっています。
切れたタンパク質の分子量は30kDaほどですので、ウェスタンが難しいとも思えないです。Flag中には認識配列がありますが、Kの後ろで切れるので、問題ないと思っていましたが、何が起こっているのか不明です。
現在CBBで染色する予定ですが、なにか思い当たることがありましたら教えていただければ嬉しいです。 |
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