直接的回答ではないですが、例えばサイトカインや増殖因子、その他の刺激で初期応答としてmRNAの増加が認められるのが30分程度です(長くても一時間でみれるでしょう)。
その間にリン酸化カスケードがすすんだり、リン酸化により核移行をする転写因子が核に行ったりするので数時間(数というのが微妙な表現ですが)ほど長くないと思われます。
>NLSがあるので核内へと移行するのでしょうが、それはもう拡散と確率的
NLSがなくとも30kDa以下(核膜孔の大きさを考慮して)のものは拡散で核に移行できるのではという考えもあります。だからそういう分子で従来核に行くべきでないものは積極的に核から出さないといけないのでnuclear export signals (NES)が使われているともいわれてます。 |
|