>数か月間何度やり直しても目的のプラスミドが得られず
DNAにUVを当てすぎていないことが前提ですが、2回チャレンジしてダメな場合手技の問題でないことが多く、サブクローニングは実験テーマの最終目的でないので、戦略を変えるべきです。
手っ取り早い方法として、他の方も提案していますが、In-Fusion等を利用する・低温培養を試みる(室温程度:20-25度)、成功率は低いですが大腸菌株を変えるとか。。
ただ欠失クローンが取れているようなので、別のベクターに切り替える方が良いように思います。
どうしても諦められない場合、回りくどいですが以下のような方法もあります。
直接クローニングではなく、インサートを別のベクターにサブクローニングして目的制限酵素で切り出す(PCR産物の制限酵素処理の効率、インサートの不安定性を疑う場合)。目的ベクターのサイトに関係ない断片(薬剤耐性+自殺遺伝子が便利)を一旦組み込んだのち、制限酵素処理を行いゲルから切り出し確実に切断されているベクター断片を用いる。時間を節約するために、上記を同時に行うとか。 |
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